エコラン・タイトル
この見慣れない車達の仕事は「いかに少ない燃料で長く走られるか」を競う事です。今年の夏、免許の更新に行って偶然目撃した競技会の様子を紹介いたします。

詳しい事はネットで検索して頂くとして、ワシの聞いた範囲で説明いたしましょう、この会場は広島の運転免許センターの高速教習用のコースを使っています、片道約一キロの平坦な直線コースはこの競技にピッタリなのでしょう。 競技車は規定量のガソリンを入れてスタートし、8周(だったと思う)の規定周回をした後に燃料の残量を計量して、リッター当たり何キロの走行か換算しそのキロ数を競うのであります。
めざせ
せかい
きろく
市販の車ならリッター当たり20`もいけば良いほうですが、こちらはそんなもんじゃありません!記憶に間違いが無ければリッター当たり4000`オーバーの記録だったはずです。
競技車の走り方はほとんど燃料を使いません、しばらくの間エンジンを回して勢いをつけたら惰性で走りスピードが落ちたらまたエンジンを回す、といった走り方なので、コース上を音も無く静かにマシン達が走り回っているんです、時々「ポコポコ・・・」とエンジン音を響かせながら。  そうは言ってもスピードの制限が有って最低でも20`か25`で走る必要が有ったはずです。


上の写真の中の左上のマシンがコースから出てきたところに居合わせましたので撮影許可を得て数枚カメラに収めました、マシンの仕上がり方から見て費用も相当かかった高い技術のチームでしょう。
ドライバーさんはこんな窮屈な状態でマシンのコントロールをされています、軽い方が有利かと思いましたが、マシンコントロールのほうが重要だそうです。
フタを開けたら
ヨッコラショハンドル回り
マシンが止まると関係者の方が急いで燃料タンクを外し計量に持って行かれました、正確な数字を出すために一秒でも無駄に出来ないのです。
『上・左』ここでドライバー交代、右の青いつなぎ姿の女性が次のドライバーです、計測は何回か決まりが有ったと思います。
『上・右』マシンのハンドル回り、一般的なハンドルは見られません。色々なスイッチ類が見えます。
『下・左』後輪回りの様子、このマシンだけの為に作られただろうと思える軸受けのフレーム?が見えます。
『下。右』エンジン回り、ワシの頭の中に有るエンジンの姿とはまったく別の物が有りました、有力なチームは専用のエンジンまでも開発するそうです。黒い物がパカッと開いた様になっている所が燃料タンクの位置です。
タイヤもこの競技用の転がり抵抗が少ない物を使用し、ボディーからパイプフレームまで専用のスペシャル!究極の燃費を追い求める姿なのです!  走行中のデータはパソコンで解析されているようでした。
後輪回り エンジン回り


かたや裕福でないチームのマシンです、4ストの原付エンジンや自転車のタイヤを流用し、軽量とは思えないパイプでフレームを組み、麦わら帽子のおじさんが整備をしています。
専門学校のクラブ活動の一環でしょうか?限られた予算の中で自分達の知恵を出し合い汗を流して作り上げたマシンでしょう、有力チームとは比べられない別な意味での記録への挑戦の意気込みを感じます。
ここでの地道な努力と経験が、先々省エネの役に立つ技術の元となる事でしょう、素人ながら感動し応援したくなりました。
麦わら帽子前輪


カメラ片手にウロウロしていて何気なく隣りに居た人に「どちらからですか?」と聞いたら「??」な顔をされました、もしやと思い「ウェア〜カムフロ〜ム?」と聞くと「コリヤ〜!」と返って来て納得、当然ですが見ただけでは分かりません、韓国の大学のチームが参加していたのです。
韓国マシンピットクルー
『左』韓国より参加のマシーン!
『右』自チームのマシンへサインを出すメンバー
端で見ているとカッコ良かった!!ワシも一度でいいからやってみたいね!


免許制度が変更になり、更新期間が延びたのを利用して誕生日後に更新に行ってこの競技を見られたのは非常にラッキーでした、更新に必要無いのにカメラまで持っていたのは偶然でしょうか?
更新手続きや講習の時間が有ったので最後まで見届ける事は出来ませんでしたが、少しでも見られて良かったです。
大会のパンフレットはこちらこちらで見られます、別画面で開きます。
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